恋愛のこと
よくよく考えてみたら、私は恋愛をするのに今まではとても、普通の人ならばこうするだろうとか体裁ばかりを考えていた。
だからといって特別変な性癖を持ってたりするわけじゃないけど、恋愛以外のことでも人とばっちりあうことは少ないし、今になれば人にいちいち人に合わせていくことなんて息苦しくてやってられない。
公私を見極めてケースバイケースにやっていきたいと考えてる。
だけど今でこそそう言えるけど、昔は人に合わせなきゃ合わせなきゃって思ってた。もしかしたら言えるようになったのはごく最近のことかもしれない。
ただ先ほどはっと気づいたのが、今の恋人といてそんな堅苦しいことを考えたことがないこと。ばかだなあと照れくさく感じることもあるけれど、喧嘩する時は言いたいことすべて言えること。
仲が良くても喧嘩をしても、変わらない気持ちがあること。
文句を言えること、それを受け入れてもらえること。
親切すら与えられた側の親切心で受け取ってしまうような世の中だから、なんだかこんな優しく暖かい心は久しぶりに感じた気がする。
全てが自己責任、自己解決、助けなんてない厳しい難しい関係ばかり結んでいたから、実際私もそこまで人と歩みを近づけていくのが怖かったのかもしれない。
私にとって恋人ほど遠い存在はなかった。なんで恋愛するのか付き合うのかわからなかった。友達が良かったけど恋に落ちたら、それはもう終わりへのカウントがはじまるのだなと思っていた。とても寂しいと思いながらもどうしようもなかった。気づいたらそんな考えは私のなかからなくなっていて、もしかしたらその答えも知れるかもしれない。
でもそんな答えを述べれるようにはなりたくないな。
人の口からは語りきれない無限なものであってほしいってちょっぴり思う(笑)
付き合いたての頃、こんなに甘えていいのかなってよく戸惑っていた。
甘えただけ今まで培ってきた自分の強みが崩壊していく気もしたけれど、そんなものは最初から身に着ける必要なかった。
今までの緊張がほどけて心が楽になるように感じた。
心のままに生きていけることは自らの命への喜びだとやっと気づけた。
一人では気付けないこと、知れないことが沢山あった。
人間一人の力も可能性も最初からたかが知れてるね(笑)
甘えさせてもらえる分、私だって支えたいと思う。
今までは余談でもっと本質的な話があるのだけど、言葉にまとめてしまうには恐れ多くて書けない。この気持ちを言葉にまとめてしまいたくない。
あとちょっぴりそのことを書いてしまえば、この日々が終わるのではないかと不安な気持ちになる(笑)
全てをフルに働かせて生きたいですな。