くだらない

と言いながらもその気持ちがわかる。
どんな境遇もあり得ると理解出来ても、認めない。
自分の日常のなかに、自分の心のなかに、いつでも自分を陥れることが出来る影がいるから、その影とはなるべく遠くにいたい。
それが外側にもにじむ。

人を嫌わなきゃいけない。
良くないものには嫌だと示さなければいけない。

本当は自分の嫌なものだけ示したらいいけど、嫌なものが少ない人間は理解されない。すぐ慣れる人間は誰にも慣れてもらえない。

人と心を開いて付き合うのは、こんな難しいことでしたっけ。
距離を持って付き合いたい。
わたしの心が痛いから

存在してごめんなさい、あなたの人生のなかにわたしの存在が生まれ、あなたの時間をとり、影響を及ぼすことがすごく申し訳ない。
あなたが嫌なら、いつでも離れてくれていい。
あなたを大切に思うわたしの心がそう望んでるから
一緒にいたいときだけ、一緒にいればいい。

自分の心が強張って、身体もかたまって、生きずらい。
この生きずらさがもっと自分の首を絞めていく。
楽になりたい。
楽になれる道こそ、高い壁となって目の前にはばかる。

そんな気持ち
誰もわかってくれなくていい
気付いてくれなくていい
欠けたやつでいい
自分のペースでいくから
乱されるなら、まだ罵られていたい。

好きなように言えばいい
私は私で生きていくから

孤独に向かう時、冷たい水を浴びるように胸の奥が冷めていく。
何かを飲み込んで、心はすっと軽くなる。

ずっとこのままじゃいけない。
変わりたいけど、
私はきっと一人で生きていく人間だ

こんな風にそうじゃないって思う言葉をいくつ自分に投げかけてきただろう。

この心を誰にも支配されたくないから、
自分で支配した。
心は支配できるものじゃないのに
上手く支配出来なければ、ただこじれた。

生きるのがとても下手だ
自分でよく知っている。

下手だけど、上手に生きたい。
誰かに認められたい。

諦めたのに、

傷つくだけ
悲しくなるだけ
虚しくなるだけ

分かち合えない
認めてもらえない

ろくに生きてないから